犬・猫
犬・猫の下痢は様子見していい?すぐ病院に行くべきサインのチェックリスト
まず結論
- 下痢が1〜2回だけで、元気も食欲もいつも通りなら、家で様子を見ることもできます。
- ただし1〜2日たっても治らないときは受診を。
- 下の「すぐ病院へ」のサインが1つでも当てはまるなら、様子を見ずに動物病院へ連絡しましょう。
チェック1:すぐ動物病院へ連絡したいサイン
1つでも当てはまれば、様子見はせずに連絡を
- 水のような下痢を何度もくり返している
- 血がたくさん混じる、または黒いタールのようなうんちが出た
- 何度も吐いている、吐こうとしている
- ぐったりしている、元気がない
- ごはんを食べない、水も飲まない
- お腹を痛がる、お腹が張っている
- 異物や、中毒になるもの(人の薬・チョコレート・ネギ類・植物など)を口にしたかもしれない
- 子犬・子猫、高齢、持病がある
子犬・子猫や高齢のペットは、下痢で体の水分が失われたときの影響を受けやすいため、早めの受診がすすめられています。
チェック2:様子を見るときに確認すること
チェック1に当てはまらず、下痢が1〜2回だけの場合でも、次のことを確認しながら様子を見ましょう。
- 元気があり、いつも通り遊んだり動いたりしている
- 食欲がある
- 水を飲んでいる
- 吐いていない
- 次のうんちで形が戻ってきている
1〜2日たっても下痢が続く、またはくり返す場合は、元気そうに見えても受診しましょう。長く続く下痢の裏に、治療が必要な病気が隠れていることもあります。
家でやらないほうがいいこと
- 人間用の下痢止めや胃腸薬を与える:ペットにとって害になる成分が含まれていることがあります。薬は必ず獣医師に相談してから。
- 自己判断で長く絶食させる:特に子犬・子猫は体力を落としやすいため、食事をどうするかはかかりつけに相談を。
- うんちを片付けてしまう:受診するかもしれないので、処理する前にスマホで撮影しておきましょう。
よくある原因
下痢の原因はさまざまで、たとえば次のようなものがあります。どれに当てはまるかは診察で調べてもらう必要があります。
- フードの急な切り替え、食べすぎ、いつもと違うおやつ
- 拾い食い・誤食
- 寄生虫や細菌・ウイルスの感染
- ストレス(引っ越し、来客、留守番など)
- 腸や、ほかの臓器の病気
受診のときに伝えたいこと
「いつから」「何回」「どんな硬さ・色か」「元気や食欲はどうか」「心当たり(フードの変更・誤食など)」を伝えられると、診察がスムーズです。メモの取り方は病院での伝え方、硬さの表し方は便スコアの見方を参考にしてください。
この記事は、公開されている獣医学の資料をもとに一般的な目安をまとめたものです。個々のペットの診断や治療方針を示すものではありません。気になる症状があるとき、迷ったときは、かかりつけの動物病院にご相談ください(免責事項)。